南山は稲城市民の大切な里山です

南山問題を考えよう! by 稲城の自然と子どもを守る会

南山ってどこにあるの?
京王よみうりランドから京王稲城駅までつながる三沢川右岸の丘陵が南山です。

京王よみうりランド側からありがた山を通って南山に入ると、四季折々の野草と小鳥のさえずりと雑木林のささやきとおいしい空気が出迎えてくれます。京王稲城駅側には山間の畑が稲城市民の台所を潤してくれます。稲城駅方面は妙見寺を通って稲城駅に行くコースやサッカー場近辺に下りるコースなど沢山のルートがあります。

 私たちの会では春にはたけのこ掘り、夏にはカブトムシの飼育、クリーンハイク、秋にはなく虫を探し、冬には野鳥観察を行っています。
 幼稚園や保育園、学校の子どもたちにもおなじみの場所です。

南山の自然は稲城の市民にとってかけがえのない緑です。
南山はキツネやオオタカにとっても大切な棲み家です。
南山は農業と自然の調和し稲城の故郷の里山です。
南山は稲城市だけでなく東京都全体の貴重な緑です。


その南山に開発の計画が持ち上がっています

なくなる緑と市民に知らされないまちづくり
南山東部土地区画整理事業計画が市民の知らないところで進んでいます。

もし計画が実行されたら稲城の最後の緑は消えてしまいます、未来の子供たちから緑を奪った私たちの世代の責任は大きいでしょう。環境アセスメントが今年の4月に縦覧になり事業認可がその後下りると言われています。立ち止まるなら今しかないのです…・

里山の開発

 稲城市は多摩丘陵の一部にあり都内の中でも特に大変雑木林や農地が多いことが特徴です。

 稲城市民もこの緑が多く自然環境が豊かなことを愛しています。

 南山は戦後しばらくは農地として、また雑木林は薪炭や堆肥に利用されるなど市民の生活になくてはならないものでした。しかし生活様式が変わり農業が衰退するなか、丘陵地の利用は減り地主の方々にとっては山を持ちこたえることが難しいと言う状況が生まれてきました。

 この南山は昭和44年の都市計画法が出来たときに市街化区域として線引きされました。市街化区域はおよそ10年以内に開発する予定の地域です。そのため大手不動産会社による投機的な土地買収が進められて現在はほぼ三分の一の面積が買収されています。

     
どんな開発が計画されているのか
 昭和62年には南山全体に宅地開発計画が立てられました。又当時はハイテク工場が立地する計画でした。しかし現在は百村地域の地権者の方々の反対があり、百村を除いた矢野口と東長沼の南山部分だけで土地区画整理が計画されています。

 開発計画は土地区画整事業によるもので、これは地域の人々が組合をつくって土地を出し合ってその土地を処分することによって事業費を捻出する方法です。事業費捻出のための保留地には府中市の墓地が誘致される計画です。
地権者の方々にも負担の大きい開発計画
 しかし今は土地の値上がりが見こめなくなったことで事業の成立が危ぶまれ、大手不動産会社は手を引こうとさえしています。事業費のため地権者の方々が負担する減歩は非常に大きくなることから決して有利な事業ではありません。もし市民の英知と行政の努力と地権者の方々の配慮があるのならかけがえのない緑豊かな南山を残す代替案がきっと生まれ、子供たち自慢できるような南山を残すことことができると思います。
稲城の緑を愛する方々、南山を考えましょう
そこで私たちは稲城の緑を愛する方々に呼びかけています。地権者の方々や一般市民の方々、心ある方なら誰でもかまいません。是非南山を考えましょう。

私たちは何が何でも南山開発に反対しようとするのではありません。地権者の方々と市民がいろいろな立場でどうすればよいのかを話し合える場を持ちたいと思っています。

南山に関する沢山の方々のご意見をお待ちしています